3-15 -3 Day5 明けない夜はない、陽はまた昇る


3/15 -3

僕とは別行動の親父。
港方面へ、崩れかけた内海橋に連なっている舟をぴょんぴょん乗り越えて
行ったそうだ。
古い映画館、岡田劇場はすっかり無くなっていたらしい。




湊へ行きお姉ちゃんが嫁いたお寺に行って色々と情報交換など
してきたそう。孫、僕にとっては姪の心菜の様子も見てきて安心したみたいだ。



そして、避難所になっている湊小学校にも行ってきた。

僕の海外にいる音楽仲間のCalynちゃんから連絡があり、
ご両親の安否確認をどうしてもと頼まれている。
しかし、彼女の両親の家は湊のしかも川のすぐ近く。
家が跡形も無いところが多い地域。

そして最後に連絡した時は家の2階、そしてもう浸水していた時だったらしい。
それを聞いた僕は、湊の状況は何も伝えられず、、
ただひたすら、希望だけは絶対に持ち続けようと伝えた。

親父が戻ってきた時に一つの写真を見せてくれた。

なんと、その友人のご両親が避難所にいた写真だった。

僕は両手を上げて喜び、彼女に伝えた。
本当に奇跡だと思った。
生きていてくれて本当にありがとう。




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