7月からの2ヶ月の間に 7 - 伊東と石巻 伊東編

8月9日

今度は雄勝町伊達の黒船太鼓保存会が静岡県伊東市に招待していただき
「按針祭 - 太鼓合戦」に参加してきました。

今年は演目を増やし、「図南の響」と「伊達の黒船」の演奏。
両曲「組曲 伊達の黒船太鼓」の曲で一曲10分以上ある。
ちょっと体力の無い僕らに、続けて演奏するのはかなり大事で
みんな仕事の合間を縫って必死に体力作りの強化に励んでいました。

仕事をしながらの芸能、もっと効率的に体力アップや、
練習になる方法は無いかなとみんなで模索中。

昔は漁や畑をしながらだったから、それだけで
身体の使い方や体力アップも意識すればできたのだろうけれど。
現代の課題だなぁ。

やっぱり気持ちと気合いだね。

それを体現したなぁと思うのが、伊東の「大川さん」
↓8月3日に石巻に来た時に合間を縫っての練習。








ずっと、Youtubeで黒船太鼓を検索してそれを見ながら一人で練習をしていたそう。

そして、その按針祭でついに一緒に演奏することになりました。



本当、僕は一緒に演奏しながら大川さんの気持ちに感動していました。

この調子でどんどんと文化交流で縁を深めていければなと思います。

震災がきっかけだけれど、
絆というよりは縁という言葉がしっくりくる今日このごろです。

太鼓合戦の後に伊東の花火大会を見させてもらったり、
色々な観光名所にも連れて行ってもらいました。








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コメント

  1. スポーツの世界で勝ち負けを争う緊張や、観客の多さには慣れていたものの、伝統や文化を背負うという緊張感には正直かなりしびれました><舞台にあがる直前まで「本当に叩いていいのだろうか?」と自問自答していた自分がいました。会場が伊東だったこと。実行委員長だったことが、開き直るきっかけだったかな?と正直思います。ただ、演奏が終わったあとの気持ちは「楽しかった」のひとことです。もっともっと練習して、胸を張って一緒に演奏できる日が、自分の中でも待ち遠しく、そして楽しみでもあり、目標でもあります。今後も指導をよろしくお願いしますね。

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    1. 郷土の文化は風土から生まれているものだと思っています。
      風は外の空気を送り込んでくれるもので、土に新しい草木を運んで豊かにしてくれます。
      そんな風が大川さんだと僕は思います☆

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