7月からの2ヶ月の間に 5 - 肘響 pH:1.0
7月27日
山形県大蔵村の月山の麓にあるカルデラの秘境「肘折温泉」にて
涼音堂茶舗プロデュースで開催した新たなイベント「肘響」に出演してきました。
PAなどの機材等の設置の手伝いなどの為に前日入り。
前回、打合せで肘折に来たの昨年の12月の冬。
実は大蔵村は日本でも有数の豪雪地帯で、
古いスタッドレスタイヤに後輪駆動の車という無謀な状況で
恐ろしい思いをしながら行っていました。
昨年の12月の様子
↑の写真はその打合せ時のもの。右が山伏でイラストレーターの坂本大三郎さん。
左が涼音堂のボスの星さん。
そういえば、僕は何故か大蔵村には雪が深い時に呼ばれることが多かった。
舞踏家の森繁哉さんに、新潟越後妻有 大地の芸術祭の打合せとリハーサルで
呼ばれた時も一昨年の大晦日。
藝術学校や、すすきのシアターが雪に埋もれて入れなかった。
「雪をなめてたら死んじゃうよ」
って言われたのをハッキリと覚えている。
肘折に向かう途中で、肘響スタッフと待合わせて一緒に車で行くために
鳴子温泉に立ち寄り一息つく。
相変わらずのたまごやの宮本さんに癒やされる(笑)
たまごやで珈琲を飲みながら、この温泉チルアウトも「鳴響」から始まって、
長野の渋温泉の「渋響」が生まれて、そしてこの「肘響」に繋がっていったのかぁと
ちょっと感慨に浸り、そしていつものように滝の湯に浸かってきました。
そんなこんなしていると、
「ゆっきくーん!」
と、PAチームのラジオフリーダムの碧猫さんが鳴子温泉駅に到着し、
そのまま肘折温泉に向かった。
もう夜も遅かったので、周りの様子がよく解りませんでしたが、
ただ、道が凍っていないので、安心感だけはいつもよりありました。
遅くに肘折に着いて、その日は就寝。
肘響当日早朝に、何やら同じセリフがループしているのに気がつく。
「地蔵倉に行く時間ですよ。」
意識がハッキリしないまま、そのセリフだけが十数分。
目を開くと星さんが、まだ寝ているスタッフ、前乗りの出演者を起こそうとしていた。
そういえば、地蔵倉は肘折の遺跡だ。演奏する前にご挨拶しなきゃと
そこで意識覚醒。
おはようございます。
とりあえず、眠気覚ましに軽くお湯に浸かってから、
肘折ホテルの柿崎さんと星さんと一緒に地蔵蔵に行って来ました。
柿崎さんに、食べられる山菜を色々と教えてもらう。
なんて豊かなんだ。
地蔵倉から降りてくると、みんなが起き始めていた。
さて、準備だ。
この日は肘折温泉でお馴染みの「ひじおりの灯」のオープンでもあり、
肘響はそのオープニングとして同時開催になる。
旧肘折郵便局舎にはひじおりの灯の色々な作品が置かれていて、
灯籠が街の様々な場所にあった。
郵便局で肘響のウェルカムコンサートを、
「Coupie(yukki) + いろのみ」で。
トークショウは、僕らが泊まっていた肘折ホテルの自炊湯治棟、
つたや金兵衛の部屋。ついさっきまで本当に湯治していたかのような
生活感がある雰囲気。
まずは綺麗に掃除するも、あえて生活感を出そうと、
布団( + 二日酔いで寝ている人付き)を出しておこうとか、色々とあれやこれや。
メインの会場の上の湯の二階では、何やら怪しい巨大な灯籠が?!
(photo by Yuichiro Izumi)
これが、Majioさんの気合いで、
肘折温泉とひじおりの灯へのリスペクトの意を込めて作られたもので、
それが当日のメインのVJのスクリーンになる。
そして、ライブペイントでMajioさんがその中に入って描くというから、
もう興奮が止まらない。
準備も終えて、そろそろ本番開始かなと思っていると、
郵便局からいろのみの音が。
あれ?俺、置いていかれた(笑)
急いで行って、形的に飛び入りのような感じで演奏に入る。
演奏しながら、磯部くんがキーを教えてくれる。
ちょっと焦った。
(photo by Yuichiro Izumi)
雨が降っていたけれど、お客さんが結構来てくれていて嬉しかった。
仙台や東京の知っている顔を結構見てびっくり。
あたりも暗くなり、メイン会場でのCoupieの演奏。
いろのみが、ゆるく心地良い空気を作ってくれてのバトンタッチ。
その空気を引き継いで、Coupieの音場を作っていると、
あれ??
知った顔の人が立上る。
上着を脱いだ?
そして踊り出す。
舞踏家の森繁哉さんのお弟子さんの阿部勝利さんだ。
新潟越後妻有アートトリエンナーレで共演して以来。
来てくれていたのか〜。
急な飛び入りに驚きつつ、
阿部さんの身体の動きに合わせていく感じにとcobiさんと阿吽で行く。
(photo by Yuichiro Izumi)
(photo by Yuichiro Izumi)
そして、PsysEx + Jai + Majioのセッションが始まり、会場が静まる。
内側から色が浮き出てくる
灯籠が回った!
中に入っているMajioさんが人力で回すテクノロジー。
山伏の大三郎さんも法螺貝で参加。
こうして、無事に肘響pH 1.0も幕を閉じました。
来た人みんな、そして一緒にやった街の青年部の人達も喜んでくれた。
その後は、いつもの様に。。
山形県大蔵村の月山の麓にあるカルデラの秘境「肘折温泉」にて
涼音堂茶舗プロデュースで開催した新たなイベント「肘響」に出演してきました。
PAなどの機材等の設置の手伝いなどの為に前日入り。
前回、打合せで肘折に来たの昨年の12月の冬。
実は大蔵村は日本でも有数の豪雪地帯で、
古いスタッドレスタイヤに後輪駆動の車という無謀な状況で
恐ろしい思いをしながら行っていました。
昨年の12月の様子
↑の写真はその打合せ時のもの。右が山伏でイラストレーターの坂本大三郎さん。
左が涼音堂のボスの星さん。
そういえば、僕は何故か大蔵村には雪が深い時に呼ばれることが多かった。
舞踏家の森繁哉さんに、新潟越後妻有 大地の芸術祭の打合せとリハーサルで
呼ばれた時も一昨年の大晦日。
藝術学校や、すすきのシアターが雪に埋もれて入れなかった。
「雪をなめてたら死んじゃうよ」
って言われたのをハッキリと覚えている。
肘折に向かう途中で、肘響スタッフと待合わせて一緒に車で行くために
鳴子温泉に立ち寄り一息つく。
相変わらずのたまごやの宮本さんに癒やされる(笑)
たまごやで珈琲を飲みながら、この温泉チルアウトも「鳴響」から始まって、
長野の渋温泉の「渋響」が生まれて、そしてこの「肘響」に繋がっていったのかぁと
ちょっと感慨に浸り、そしていつものように滝の湯に浸かってきました。
そんなこんなしていると、
「ゆっきくーん!」
と、PAチームのラジオフリーダムの碧猫さんが鳴子温泉駅に到着し、
そのまま肘折温泉に向かった。
もう夜も遅かったので、周りの様子がよく解りませんでしたが、
ただ、道が凍っていないので、安心感だけはいつもよりありました。
遅くに肘折に着いて、その日は就寝。
肘響当日早朝に、何やら同じセリフがループしているのに気がつく。
「地蔵倉に行く時間ですよ。」
意識がハッキリしないまま、そのセリフだけが十数分。
目を開くと星さんが、まだ寝ているスタッフ、前乗りの出演者を起こそうとしていた。
そういえば、地蔵倉は肘折の遺跡だ。演奏する前にご挨拶しなきゃと
そこで意識覚醒。
おはようございます。
とりあえず、眠気覚ましに軽くお湯に浸かってから、
肘折ホテルの柿崎さんと星さんと一緒に地蔵蔵に行って来ました。
柿崎さんに、食べられる山菜を色々と教えてもらう。
なんて豊かなんだ。
地蔵倉から降りてくると、みんなが起き始めていた。
さて、準備だ。
この日は肘折温泉でお馴染みの「ひじおりの灯」のオープンでもあり、
肘響はそのオープニングとして同時開催になる。
旧肘折郵便局舎にはひじおりの灯の色々な作品が置かれていて、
灯籠が街の様々な場所にあった。
郵便局で肘響のウェルカムコンサートを、
「Coupie(yukki) + いろのみ」で。
トークショウは、僕らが泊まっていた肘折ホテルの自炊湯治棟、
つたや金兵衛の部屋。ついさっきまで本当に湯治していたかのような
生活感がある雰囲気。
まずは綺麗に掃除するも、あえて生活感を出そうと、
布団( + 二日酔いで寝ている人付き)を出しておこうとか、色々とあれやこれや。
メインの会場の上の湯の二階では、何やら怪しい巨大な灯籠が?!
(photo by Yuichiro Izumi)
これが、Majioさんの気合いで、
肘折温泉とひじおりの灯へのリスペクトの意を込めて作られたもので、
それが当日のメインのVJのスクリーンになる。
そして、ライブペイントでMajioさんがその中に入って描くというから、
もう興奮が止まらない。
準備も終えて、そろそろ本番開始かなと思っていると、
郵便局からいろのみの音が。
あれ?俺、置いていかれた(笑)
急いで行って、形的に飛び入りのような感じで演奏に入る。
演奏しながら、磯部くんがキーを教えてくれる。
ちょっと焦った。
(photo by Yuichiro Izumi)
(photo by Yuichiro Izumi)
(photo by Yuichiro Izumi)
雨が降っていたけれど、お客さんが結構来てくれていて嬉しかった。
仙台や東京の知っている顔を結構見てびっくり。
あたりも暗くなり、メイン会場でのCoupieの演奏。
いろのみが、ゆるく心地良い空気を作ってくれてのバトンタッチ。
その空気を引き継いで、Coupieの音場を作っていると、
あれ??
知った顔の人が立上る。
上着を脱いだ?
そして踊り出す。
舞踏家の森繁哉さんのお弟子さんの阿部勝利さんだ。
新潟越後妻有アートトリエンナーレで共演して以来。
来てくれていたのか〜。
急な飛び入りに驚きつつ、
阿部さんの身体の動きに合わせていく感じにとcobiさんと阿吽で行く。
(photo by Yuichiro Izumi)
(photo by Yuichiro Izumi)
そして、PsysEx + Jai + Majioのセッションが始まり、会場が静まる。
内側から色が浮き出てくる
灯籠が回った!
中に入っているMajioさんが人力で回すテクノロジー。
山伏の大三郎さんも法螺貝で参加。
そしてラストにFiro!
超かっちょいい。肘折の為に書いた曲でのセット。
こうして、無事に肘響pH 1.0も幕を閉じました。
来た人みんな、そして一緒にやった街の青年部の人達も喜んでくれた。
その後は、いつもの様に。。
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