4月にあった石巻の「つるの湯祭り」のこと その2

その「さっこちゃん」と初めましてと会い、
色々とつるの湯祭りの経緯を説明してもらいました。
雄弁というには程遠い、声もとても小さく緊張していたようでもありました。

そんな一生懸命な説明を聞いていて、
ああ、この人は本当にお湯が大好きなんだなぁ、
お湯の力のことを解っているんだなぁ、
石巻の事もとても大切に思ってくれているんだなぁ、
人の縁を大切にしているんだなぁ、
そして、本当につるの湯祭りをしたいんだなぁ。

と、感じて快くイベントにお手伝いすることを決めました。

会場はつるの湯ではなく、すぐ近所にある大嶋神社(通称住吉神社)の公園で
やるとのことでした。

ただ、「祭り」と名乗るのであれば
きちんと神事から執り行うのが筋かなと思い、提案してみました。
さっこちゃんも、おお!という感じで、実は神様を調べていてくれていました。
祀られている神様は住吉三神、水の神様達です。

そして、お湯(水)、直ぐ目の前の北上川、北上川の終点の石巻の海。
住吉三神の水底の神様、水中の神様、水面の神様と、意識してみた方がいいねと。
開始の神事に、水川さんと僕の即興表現そのものを奉納して、イベントを始めよう。
と、いう流れになりました。

水川さんが炙りで使う水も、つるの湯のお湯、川水、海水とその3つを使う方向に。

出来れば社殿の中でやりたいけれど、
火を使うから許可でるかなぁ・・・。

でも、ちゃんとお願いしてみよう。
神主さんも実は知っている人だしと思いきや、さっこちゃん。

「もう挨拶してました〜。それと町内会の人達も手伝ってくれるそうなんです〜〜」

と。 なんと、ここまでしっかり繋がっていたとは。




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