黒船太鼓と鳴子で湯治


11月3日は宮城県が誇る古い歴史と文化を持つ温泉地、
「鳴子温泉」で公演をしてきました。
昨年からのご縁で、今回は「ほっとパーク」という広場と足湯の
開設5周年を記念して、鳴響でもお世話になっている商工会の方々が
イベントを企画しそこに呼んでいただきました。




紅葉も始まり空気も澄んでいて本当に気持ちの良かったです。
雄勝の海とはまた違う空気でとても新鮮です。

そして、なにやらビニール袋一杯にリンゴを詰めて持ち歩いている
涼音堂の星さんが居て驚き。
東京からわざわざ来てくれました。
そのリンゴは渋温泉から送られてきて、一人で食べきれないので
鳴子のみんなにおすそ分けにきましたと言っていました(笑)




午前と午後の2回の公演、たくさんの方々に見てもらえました。
まずはご挨拶と、鳴子温泉の最古の共同浴場「滝の湯」へ。
その頃は星さんの姿が見えなくなっていました。

ただ、鳴子中から
「星さん、何故かリンゴ持って歩いてたよ」
と、噂されていました。




連休中日ということもあり、かなり混雑していましたが、
またこれが情緒ある湯治場の雰囲気がでているです。

滝の湯の後に、向かった先は東鳴子温泉の初音旅館。

涼音堂の定宿でもあるこの旅館に
今回は雄勝町伊達の黒船太鼓保存会がお世話になりました。

かなり渋い佇まいの湯治旅館で、古きを大切にする心か
旅館、敷地全体から優しさのようなものを感じます。




黒船太鼓も、今回は自炊湯治セット持参。

使い慣れた鍋と食材、お酒にお米。
そして前日の石巻の商店街祭りで万楽堂さんからいただいた
食パン5斤。

2013年は色々とバタバタとしていて、
新年会も、新人歓迎会も出来なかったので、
全部含んでみんなで湯治して日頃の垢洗い流そう!というテーマです。






飲む前に、ひとっ風呂。
ここのお湯は白く酸性の滝の湯とは正反対に、黒いお湯での重曹弱アルカリ。
かなり肌に馴染む感じでついつい長湯をしてしまいます。




鍋や豚汁を作ってお酒をグイっといきつつ、
今後の事についてみんなで話合い、そしてまた湯へ入り、そして語って。
そして、楽天イーグルスが日本一になって。
まさに、教科書通りの湯治体験ができました。

気がつけば、みんな就寝。

朝起きて、各々散り散り石巻へ帰っていく。

まとまった時間作れたら、鳴子で湯治合宿稽古、
そしてもしできれば交流会や演奏会もできたらなぁと思う。

12月1日の鳴響pH5.0 2日目に、
潟沼で会長の神山さんと一緒に演奏するので、
その打合せで旅館大沼のご主人と会ってから潟沼へロケハンしにもいきました。
さてさて、これからの冬がまた楽しみです。




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