松本一哉 3rd album「無常」Release Tour(宮城県石巻市) |2022.11.19(石巻市 旧観慶丸商店)

友人のパーカショニスト・サウンドデザイナーの松本一哉さんの3rdアルバム「無常」が11月11日に発売され、リリースツアーの3箇所でご一緒させていただくことになりました。一箇所目は宮城県石巻市の旧観慶丸商店にて!
(他は翌日11月20日(日)塩竈市杉村惇美術館12月9日(金)東鳴子山荘母里乃館

8年かけて制作した「無常」を完成させる為に知床での録音、演奏のドキュメンタリー映像「UTURU」の上映も石巻公演ではありますので、是非お越しください!僕も楽しみ。


日時:2022年11月19日(土)18:00開場 18:30開演
料金:2,500円
場所:旧観慶丸商店(〒986-0822 宮城県石巻市中央3-6-9 Google Map
※車でお越しの際は会場に駐車場無い為、近隣の駐車場をご使用ください

出演:松本一哉今野裕一郎、四倉由公彦
予約:horhythm18@gmail.com  お名前・日にち・予約人数を明記の上ご連絡ください。






 (フライヤーより引用)

新作音源について
 
「無常」は音楽レーベル SPEKK からリリースした私の 3 枚目のソロ作品です。2015 年に同じくSPEKKからリリー スした1STアルバム「水のかたち」は、元々は四季を通した水の音との即興演奏作品として制作していたのですが、 冬のパートを入れられなかった事から、冬の音のみで構成された「水のかたち」と対になる氷をテーマとした作品を作るところに至り、2014年から2022年までの9年の歳月をかけて録音制作しましたリサーチを含めると10年以上になります。

凍結した湖や流氷などが起こす音と共に、本来楽器ではないモノなどを使用し即興で1発録音をしたり、色々な仕掛けを用いて環境そのものに働きかけて録音した作品です。
本作は2枚組になっていまして、DISC1は氷上で起こる事との演奏や働きかけを基にし、DISC2 はハイドロフォンを使用し氷下で起こっていた事との演奏や働きかけを基にした作品構成になっています。

ダウンロード版ではなく盤を購入していただくと、32ページあるブックレットには、私が録音の合間に撮影した写真が掲載されています。そして、映画監督の今野裕一郎くんが撮影してくれた録音時の動画が見られるQRコードが付いています。また、1曲1曲の解説はしていませんが、作品制作の日々の事など、テキストも掲載しています。


3rd「無常」トレイラー / third album「Mujo」Trailer (mixture of tracks included in disc 1 and disc 2)


松本一哉


映画上映について

●作品紹介

音楽家の松本一哉は、8年かけて制作してきた音源を完成させるため、流氷を目指して旅に出た。自然を相手に、たった一人で録音と演奏を重ねる松本に、友人でもある監督が同行。世界自然遺産の知床で、新たな音を探し、 二人で旅を続ける。目の前にある世界。そこにはいつも 音が存在している。北海道で全編ロケ撮影を行い、人間と自然の間にある、何かを想像する生き物の記録。タイトルはアイヌ語で「その間」という意味。


●監督のことば

音楽家の松本さんは自分の作業場に他人を入れない強い意志を持ってました。自然相手の録音は繊細で、人が近くにいると気配をマイクが拾ってしまう。彼自身も繊細な人です。そんな彼から新しい音源完成のため流氷の音を録りにいくので撮影してほしいと頼まれました 。驚きと共 に嬉しい誘いでした。知床での撮影は過酷でしたが、豊かな素晴らしい日々を過ごし、わからない、捉えられない ものと対峙することが自分たちにとっての表現だと強く感じることができました。そんな生き物たちの記録です。


関連記事:
松本一哉 3rd album「無常」Release Tour(宮城県塩竈市) |2022.11.20(塩竈市杉村惇美術館)
松本一哉 3rd album「無常」Release Tour(宮城県石巻市) |2022.11.19(石巻市 旧観慶丸商店)
松本一哉 3rd album「無常」Release Tour(宮城県鳴子温泉) |2022.12.9(東鳴子 山荘母里乃館)

コメント