山のかたち いのちの形 山形ビエンナーレ2020|接続された夢(大脇理智・佐藤有華・四倉由公彦)
山形ビエンナーレ2020に大脇理智さんの作品「接続された夢」に演奏で参加しました。
開催期間
2020年9月5日(土)〜9月27日(日)
展示場
オンライン配信(YouTube)
ディレクション=大脇理智
パフォーマンス=佐藤有華、大脇理智
音楽=四倉由公彦
協力=いふくきょうこ、千田祥子、村山秀明
「接続された夢」
インターネットにつながったスマートフォンは欲望を映し出し人々は暇さえあれば接続する。スマートフォンは人々の欲望を映し出す鏡のようだ。その鏡が次々に集まり世界観を作り出していく。それが夢のように作者には思える。
「処世若大夢 胡為労其生」(この世は夢のようではないか、何故苦労して生きるのか)と言ったのは李白である。
スマートフォンは、人々の欲望を具現化して夢を作り出し、人々が起きている間もスマートフォンで簡単に能動的に夢へと繋がっていくような現代においては、これが皮肉に聞こえる。
さらには、感染症が拡がるこの時に、人々が一つの空間に集い直接交じり合うことが難しくなった。これまでは、居酒屋やカフェなどの場所から人々が出会い密接になることで夢を見ていた。今、できるだけ密接を避けスマートフォンに接続して完結する出会いにおいては、街を衰退に追い込み、見る夢も闇に消えていくのであろうか。
この作品では、ビエンナーレに合わせて山形をめぐり、360度カメラで収録したVR作品である。3つの映像は3つの夢に見立ててつくられた。
接続のしやすさを考え、鑑賞する人々のそれぞれのブラウザーで再生できる環境を選んだ。360度映像での制作意図は、鑑賞者が能動的に映像を探索でき、またインターネットに繋がれた世界を表現したかった。スマートフォンでの鑑賞を勧める。
この作品では、ビエンナーレに合わせて山形をめぐり、360度カメラで収録したVR作品である。3つの映像は3つの夢に見立ててつくられた。接続のしやすさを考え、鑑賞する人々のそれぞれのブラウザーで再生できる環境を選んだ。360度映像での制作意図は、鑑賞者が能動的に映像を探索でき、またインターネットに繋がれた世界というのを表現したかった。スマートフォンでの鑑賞を勧める。
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